光心寺について
Temple information
住職ご挨拶
十勝山 光心寺 第四世住職
桃 井 信 之
MOMOI Nobuyuki
ようこそ光心寺のホームページへおいで下さいました。
当山は、明治三十年、開基住職・桃井徹心師が越中富山より極寒未開の北海道十勝に赴き、念仏流布のため質素な庵(拝み小屋)を築いたことに始まります。それから幾多の困難を乗り越え、十一年後の明治41(1908)年、寺号公称が認可され、光心寺が誕生いたしました。
第二世住職・教信師は、開基住職の志を受け継ぎ、つらく長い戦争の時代を乗り越えて、寺門興隆に努められました。
第三世住職・澤昭師は、門徒教化のための組織を充実・発展させることに努められ、また、境内・伽藍の拡充・整備に心血を注がれました。
ことに昭和五十九年、本堂や納骨堂などの「光心寺総合建設工事」を完遂し、その記念として京都より本願寺第二十四世・即如ご門主をお迎えして、「慶讃御親修法要」を厳修されましたことは、光心寺の歴史に燦然と輝く出来事として、永く語り継がれることであります。
平成十九年、篤信ご門徒による梵鐘寄進をご縁に鐘楼堂が再建され、寺号公称百年慶讃法要・住職継職奉告法要を修行ののち、不肖私が当山第四世として住職に就任いたしました。以来、寺報『光心寺だより』の発刊、子どもの集い・「キッズサンガ」の開催など、時勢に見合った教化のあり方を今日まで模索しております。
光心寺は、仏祖の御加護、並びに有縁皆様の御高配に依り、平成29(2017)年には開教百二十年を迎え今日に至っております。
開基住職の拝み小屋から出発して今日までの間、開基、二世住職寺族とともに、只ひたすら寺門興隆と護寺発展のため血と汗を流し、今はお浄土におもむかれた多くのご門徒に思いを馳せ、心から感謝と追慕の念を募らせるものであります。
今後とも、お念仏繁昌のためご尽力を賜りたく心からお願いを申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。